インプラント治療とは、歯の失われた部分の顎の骨に人工的な歯の根っこを埋め込み、
その上にセラミックなどで作られた人工の歯を被せる治療方法です。
日常生活における違和感や痛みに悩まされることがないので、自分の歯と同じような感覚で、
食事や会話を楽しむことができます。
インプラントを正しく埋入するためには、まずは正しく埋入するための環境を整えていく必要があります。お口の環境が悪い状態で手術を行っても、インプラントを長持ちさせることが出来ず、インプラントの機能を最大限に発揮できません。
そのため、当院ではインプラントの手術を行う前に、歯周病や噛み合わせの治療を行い、お口の中を理想的な手術環境に整える治療を行います。
正しく丁寧にインプラントを入れることで、本当に自分の歯のに自然に噛めることができるのです。
当院では、インプラント世界シェアNo1のスウェーデンのメーカー、ノーベルバイオケア社のインプラントを使用しております。
ノーベルバイオケア社のインプラントは、術後の長期安定性や後遺症もないことから、世界でもっとも信頼性の高いインプラントシステムと言われております。
また、当院ではノーベルバイオケア専用治療登録カード「ペイシェントカード」をお渡ししております。ペイシェントカードに貼付されているロット番号をウェブサイト入力することで、ノーベルバイオケア製品が治療に使用されていることをご自身でご確認いただけます。
抜けた部分の左右の歯に掛けるブリッジは、健康な歯を削る必要がありますし、ブリッジと歯の間の衛生面や、噛み心地など問題があります。
入れ歯の場合もブリッジと同様に、左右の歯が傷つくなど負担が掛かりますし、噛み心地や審美(見た目)的な面で多くの問題があります。
インプラントであれば、健康な歯に負担をかけません。異物感もなく、ご自分の歯のように物を噛むことができます。見た目にも、自然できれいな歯並びを実現できます。
ブリッジ治療では、抜け落ちた歯の左右両隣の健康な歯を削ることで、土台としてブリッジ治療を行います。
左右両隣の健康な歯を傷つけずに、歯を固定する土台を埋め込みます。
これにより、見た目にも自然で美しく、健康な歯へ負担をかけない治療ができます。
部分入れ歯では左右の歯に金属のバネを掛けるので、そのこと自体が違和感になります。
歯が抜け落ちた部分へ、人工歯根であるインプラントを埋め込みます。 金具が左右の歯へ影響することなく、違和感なく自分の歯のように噛むことができます。
入れ歯が動いてしまうと、咀嚼(そしゃく)が難しくなり、適切な栄養摂取ができないばかりか、発音や、発声などコミュニケーションに不便を感じることがあります。
入れ歯をしっかりと固定し、グラつきや、動くことがなくなります。
複数本のインプラント(歯根)を埋め込みますので、引っ掛けるだけの入れ歯よりも、しっかりと歯を固定する事ができ、よく噛む事ができ、便利です。
歯の状態を丁寧にカウンセリングします。
患者様によって、失ってしまわれた歯の数、インプラントの土台となる骨の硬度、治療する歯の位置や、その大きさにより、最適な治療方法を選ばせていただきます。
レントゲンで写真を撮影し、インプラントの治療計画を立てていきます。
インプラントを埋め込む前に、インプラント治療をする歯以外の虫歯・歯周病を治していきます。
また、インプラントを適切に骨に埋め込めるように、骨充填剤などを用いて骨を増やす処置、骨造成(こつぞうせい)を行うケースもあります。
治療部分の歯肉を切開し、顎の骨にインプラントを埋め込むための穴を開け、インプラントを埋めます。
一次手術後、インプラントが骨の中でしっかりと接合されるまでの安定期間を設けます(オッセオインテグレーション)。安定期間はインプラントを埋めた部位や骨の質などで個人差がありますが、約3ヶ月~6ヶ月です。この間は仮の義歯を使用することもできます。
顎の骨に一体化したインプラントの頭部を切開により、露出させます。
人工の歯を取り付けるための、土台(アバットメント)を取り付ける処置をします。
切開した歯ぐきの状態が、通常の状態に戻るまで約6週間ほどの時間を要します。
ここまでで、外科処置は終了となります。
切開した歯ぐきが健全な状態に戻った際に、口の中と歯の型を取ります。
歯並びやその形状、歯の色をチェックしていきながら、インプラントを覆うセラミックでできたかぶせものを作ります。セラミックの人工歯が完成したら、インプラントへ装着し、治療は終了となります。
インプラント治療が終わりましたら、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年経過後と、定期的な検査を行います。
※検査の間隔は、お口の中の状態などで変動します。
インプラントの生存率は、10年で 90~95%といわれています。しっかりとメンテナンスを行い、長持ちさせましょう。
骨の量が少ない、ほとんどないという患者様でも、様々な方法を用いることによりインプラント手術が可能になります。当院では下記の方法を用いて、骨の量の問題を解決します。
上顎の奥の骨が極度に薄い時に、お口の中から骨の向こう側の空洞に窓を開け、そこに人工骨を流し込んで骨の厚みを増やす方法です。
骨の少ない部分に、お口の中の別の部分から骨を切り取って移植する方法です。手術時には、患者様の血液由来の抽出成分を使用して、骨の造成を促します。
骨が少ない場合に、隙間を開きながらインプラントを埋め込む方法です。
欠損してしまった骨の箇所を再生させながら、インプラントの埋入を行う方法です。
当院ではインプラントの埋入治療を1本38万円(税別)から承っております。インプラント治療をお考えの方、ご興味のある方はまずはお気軽に当院までご相談ください
インプラント1本 | 300,000円(税別) |
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上部構造(被せ物) | 80,000円(税別)~ |
インプラント治療時のCT撮影 | 0円 |